#CSC <Cyber Security Club>

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#CSC|Ribashi

私はスマホでゲームに興じる時がある。

 

パズドラやモンスト グラブル コードレジスタ など、名前は聞いた事はあるがそれらのゲームは苦手だ。

 

ソリティアやオセロといったボードゲーム系しかやらない。

いや。やらないというより"出来ない"といった方が正しいだろう。

 

RPGなどはストーリーが進む途中に流れる動画のクオリティに感動して見ているだけで、アイテムやスキルや属性を駆使して戦うなどという複雑な処理は私には無理だ。

 

DOS-V の頭脳で Core i7 な皆さんと同じゲームは出来る訳が無い。それだけ古い人間という事だ。

 

のんびりとした風景の中、私はまた川沿いを散歩している。

 

そして…

 

何故か私はあの"彼"を探している。

 

MacBook Airの"彼"を…

 

人は誰しも《無意識に気になる人》が居る時は無いだろうか。まさに"彼"は私にとって《無意識に気になる人》、そのものだった。

 

少し雲が出てきて、初夏の強い日差しが弱まり、視界がクリアになってきた私の視線の先にその姿はあった。

 

込み上げる喜びとドキドキした不思議な感覚が全身に流れる。

 

いつものたわいもない散歩が"彼"というプラグインの登場で、飛び切り楽しいものになってきた。

 

『やぁ。また会ったね。今日もここで仕事かい?君はプログラマーなのかい?Macかい?やっぱりクリエイティブな人はMacBookが似合うよね。何か飲むかい?そこの自販機 Edy使えるから便利なんだ。イヤホンはbeatsかい?私はAirpodsが欲しくてね。』

 

私は"彼"に会えた喜びのあまり、まるでクラスの好きな男子のLINEをゲットして夕食からバスルームの中、さては布団の中までスマホを持ち歩き、何度もトークを送る<ちょいウザ女子>そのまんまのような質問責めをしてしまった。

 

《後悔先に立たず 》とはこの事だ。

 

"彼"はおもむろに立ち上がるとMacBook Airを脇に抱え去って行った。

 

こう、言い残して。

 

<オセロ…好きですか? 黒が白に裏返る時…あんな風に簡単に裏返る事が出来たらいいですね…>

 

 

そう語る彼の眼はまるで、ガイ・フォークスのマスクのようだった…。

 

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